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窓枠・開口部における水切りシートと透湿防水シートの正しい施工順序と3つの注意点

こんにちは、リックス工業株式会社です。

 

当社はデュポン™タイベック®の全国販売代理店として、耐久性・防水性・透湿性を併せ持つ透湿防水シート「タイベックシルバー」を中心とした建築資材を取り扱っております。

 

当社取り扱いのデュポン™タイベック®商品一覧

 

さて本日は、水切りシートの施工方法について解説していきます。

特に水切りシートと透湿防水シートとの施工順番について、工務店様からもよく質問を受けます。そこで具体的な施工の流れや、よく間違えられやすい失敗例などをお話していけたらと思います。

 

■水切りシートとは?

水切りシートとは、サッシを施工する前に窓の開口部に施工することで、窓枠周りの雨漏りや漏水事故を防ぐ専用のシートです。

窓台だけでなく、バルコニーの笠木や軒天部の防水にも用いられます。

 

サッシから雨漏りする原因はコーキングの劣化、外壁のひび割れ、サッシ周りのゴムパッキンの劣化などがあります。また、水切りシートを貼るための防水テープの施工不良が原因の漏水事故も発生している事例もあります。

そして一度侵入してしまえば、外装やサッシの内側の防水対策ですから、かんたんに補修できるわけではありません。

 

こうした危険を防ぐために、サッシの下には水切りシートと呼ばれる専用のシートを施工することが推奨されています。

たとえコストがかさむとしても、雨漏り対策はパーフェクトを目指していきましょう。

 

■水切りシートの施工方法について(デュポン社製品を例に)

 

さて、水切りシートにも様々な種類がございますが、

今回は、当社も工務店様へ多く販売させていただいている「耐久性」と「透湿性」を兼ね備えた水切りシート「デュポン™タイベック® フラッシングシート」を例にご説明させていただきます。

水切りシートを留める防水テープには同じくデュポン社製の「ストレッチガード®」を用いています。

 

施工は4つのステップで行います。

 ①窓台へ水切りシートをタッカーで固定する

 ②窓台角部を水切りシートの上から防水テープで固定する

 ③水切りシートの下から透湿防水シートを差し込むように施工する

 ④窓枠に両面ブチルテープを貼り、下から順に透湿防水シートを施工していく

 

4つのステップを順に見ていきましょう。

 

①窓台へ水切りシートをタッカーで固定する

 

まずは水切りシートをタッカーを使って窓台へ固定していきます。

左右をタッカー留めしてから水切りシートをカット。カットされた部分は倒して、窓台へタッカー留めします。

 

※注意その1!

間違えられやすいのですが、このとき窓台に倒した水切りシートは全体をタッカー留めするわけではありません。

全体ではなく、防水テープを上から貼る箇所だけをタッカー留めしてください。

 

デュポン社推奨の施工方法では、角部にはストレッチガード®という防水ブチルテープを貼ります。そのブチルテープで隠れる部分にだけタッカーを使います。

隠れない部分にタッカーを使用した場合、タッカー留めした場所に穴が空きますので、防水になりません。

これは施工時に気をつければ防げるミスです。他の水切りシートでも同様です。絶対に気をつけてください。

 

②窓台角部を水切りシートの上から防水テープで固定する

 

水切りシートを窓台角部でタッカー留めしたら、タッカーの上から防水テープを貼って固定していきます。

ここは水の侵入を極力防ぐために、防水テープとして一発施工が可能な同じデュポン社製品のストレッチガード®を推奨しています。

 

特に窓台角部は、ピンホールと呼ばれる隙間ができやすい箇所です。

一般的な防水テープを重ね張りすると、以下の写真のように角に覆いきれない隙間ができます。さらにここを覆うために防水テープを何枚も重ねるとムラや、重ねたテープの厚みによる隙間ができやすいので、特に注意が必要です。

 

ストレッチガード®であれば防水性能の高いブチルテープでありながら、施工するときに引っ張ると伸びますので、一枚のテープで一気に角部を覆うことができます。詳しくは動画もご覧ください。

全編動画→ストレッチガード™施工方法【窓台角部】

 

③水切りシートの下から透湿防水シートを差し込むように施工する

 

水切りシートをブチルテープで施工できたら、水切りシートの下に差し込むように透湿防水シートを施工します。

 

※注意その2!

ここでは透湿防水シートを水切りシートの上に施工しないように注意してください。

透湿防水シートの上から被さる形で、水切りシートが上になります。

 

もし順番が逆に施工されてしまうと、水切りシートと透湿防水シートの間に上向きに隙間ができますから、水が侵入します。

(下の図の悪い例。シート同士の隙間から水が侵入します。必ず良い例のように、水切りシートが透湿防水シートに覆いかぶさるように施工してください。)

 

良い例(白い透湿防水シートの上から、水切りシートがかぶさっていますね。)

 

全編動画→ストレッチガード™施工方法【窓台角部】

 

④窓枠に両面ブチルテープを貼り、下から順に透湿防水シートを施工していく

 

最後は窓枠へ両面防水テープを貼ってから、サッシの側部へ透湿防水シートを施工していきます。このとき、両面防水テープの部分の透湿防水シートを隙間なく圧着するようにしてください。

 

※注意その3!

下の図のようにムラが発生すると水が侵入しやすくなります。

これは透湿防水シートと両面防水テープの相性も原因となりやすいです。

透湿防水シートとしてデュポン社製のタイベック®シルバーや、ハウスラップを使用している場合は、ムラができにくく相性の良い同じデュポン社製品のハウスラップテープを推奨しています。

デュポン社製品でなくても、一度メーカーへ推奨品を確認されることをおすすめいたします。

→ ハウスラップテープの詳細はこちら

以上の4つのステップが、開口部の水切りシートと透湿防水シートの施工方法です。

 

 

注意点が3つ登場しましたが、御社では間違った施工をしていないでしょうか?

 

今回はデュポン製品を例にお話しましたが、他の製品をご利用されている場合も同様に注意点があります。

製品の施工説明資料をぜひ今一度ご確認ください。

 

 

■現場の職人・現場監督の方から聞かれる声

デュポン製の水切りシートと透湿防水シートを利用されている現場の職人や現場監督の方からは

・「防水テープが一発で貼れるから見た目が綺麗におさまる」

・「しっかりと施工できれば、漏水の不安が少しでも減らせるので安心」

といった声が得られたほか、

 

・「通常の防水テープ重ね張りに慣れている職人だと、ストレッチガード®を貼るのが少しむずかしい。けど、慣れてしまえばカンタン」

と言った声もありました。

 

たしかに慣れればカンタンに貼ることができますが、慣れるまでは少し難しいかもしれません。

デュポン社が提供している施工説明資料や動画にて、貼り方を必ず確認ください。

 

施工説明→フラッシングシート、ストレッチガード®を用いた後張り工法

動画→ストレッチガード™施工方法【窓台角部】

 

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は水切りシートの施工について、3つの注意点を中心にお話いたしました。

 

これはどんな部材にも言えることですが、正しい施工方法を行わなければ

どんなに性能が良くて、信頼性のある部材だとしても、効果はなくなってしまいます。

 

リックス工業はデュポン社製品の販売代理店として、

日本全国の工務店様へ、雨漏り防水対策のための部材を販売するだけでなく、正しい施工方法や防水対策に関するご相談など、細やかな対応を今後も行ってまいります。

 

■最後に

本文中でも触れたフラッシングシートストレッチガード®について、

 

■詳細な説明が聞きたい

 

■見積もりが欲しい

 

■サンプルを使ったデモをしてほしい

 

といったご要望がおありであれば、ぜひ一度リックス工業までお問合せください。

→ お問合せフォーム

 

リックス工業株式会社はデュポン™タイベック®全国販売代理店として、日本全国の工務店など住宅関係のお客様へ製品を販売させていただいております。

 

■リックス工業が選ばれる5つの理由

 

✓当社はデュポン製品に特化した、木造住宅の防水対策のプロです。

 

✓デュポン™タイベック®マスターなどの専門資格取得者が在籍しています。

 

✓製品だけでなく、住宅防水に関する豊富な情報をお届けいたします。

 

✓14時までのご注文分は当日出荷が可能です。

 

✓必要な材料を必要な量だけ、現場出荷にも対応しております。

 

ご注文の際はぜひリックス工業までお問い合わせください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。